年頭のご挨拶
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は元旦に能登半島地震があり多くの方々が被害に遭われました。東日本大震災や熊本地震など日本は震災大国でありながら、いまだに震災が発生する度に多くの方々が被災され、復興までに時間がかかっております。私達は物流を通じて、被災者の方々の復興に少しでも貢献できるような準備をして参りたいと考えております。
さて、昨年は大きな動きが2つありました。
一つは1月の昭島センターの開設(府中センターの移管)、一つは9月の品川センターの開設(浦安仕分部門の閉鎖、一部品川への移管)であります。
現在の労働市場は売り手市場ということで誰もが仕事を選べる時代になっています。そうした環境にも関わらず、府中から昭島に移管した際にはパート社員の半数以上の方々が異動をしてくれました。また浦安から品川に移管をした時にもパート社員の方々が異動に応じていただき、いまだ品川センターで仕分作業員の募集をしておりません。この様な状況から少しずつ経営理念が浸透してきていることを実感しており、社風の構築に尽力されているマネージャーを始め、総合職社員の皆様に感謝をすると共に会社を信じて一緒に働いていただいているパート社員の皆様に感謝しております。一人でも多くのパート社員の皆様の人生や心の中にNTSグループがあることを願っております。
昨年「2024年問題」ということで物流に関連する2つの法律の改正があり、また外国人労働者の雇用規制も緩和され、国は物流に従事する方々の環境整備をしており、私達もいち早く対応を取っております。そして、昨年の準備期間(法改正とその理解)を経て、今年は具体的に実践する為の社内整備をして参りたいと考えております。世の中は大きく変化(デフレからインフレなど)をしております。私達もそれ以上に成長をして存在価値を高め、多くのお客様に必要とされる会社を創って参りましょう!!今年も一年間 共に邁進し、成長を実感できる年になることを期待しております。
代表取締役 笠原史久